夜はリラックスして過ごそう

私たちの体内時計はサーカディアンリズム(概日リズム)で刻まれ、日中は活動モードに、夜は休息モードに切り替わるので、日が沈めば心身とも自然に休息を求めるようになります。仕事を終えて夕食を済ませたら、あとは寝るだけ……では、毎日が味気なさすぎ。できるだけリラックスして、1日の疲れを癒す時間を確保しましょう。短時間でものんびりと過ごし、眠る準備を整えることで心地よい眠りにつけます。

効果的なリラックス法として、「静かな場所での読書が一番」という調査結果が報告されています。英国・サセックス大学のデイヴィッド・ルイス博士の研究によると、本の世界に没頭できれば、開始わずか6分間ほどで68%のストレスが軽減され、リラックス状態を作り出せるのだそうです。興味のあるジャンルで読んでみたい本があれば、トライしてはどうですか。また、好きな音楽を聴いたり、お風呂に入ったりも、リラックス法として根強く支持されているのでおススメです。

何もしたくないというのであれば、まずは部屋の明かりを少し落として、短時間でも楽な服装、楽な姿勢でボーっとするのも悪くありません。軽く目を閉じるか1点をぼんやりと見つめ、息を深くゆっくりと吸って、さらにゆっくりと吐くだけで、瞑想気分でリラックスできます。1日を振り返るのもいいのですが、反省会にならないように気をつけること。嫌なこと、ミスしたこと、不安なことなどが頭をぐるぐる回って、寝付けなくなったことはありませんか?ネガティブ思考よりポジティブ思考で、リラックスして1日を終えましょう!