ポジティブな涙でストレス解消

思いっきり泣いて気持ちがスッキリしたこと、多くの方が経験しているのではないでしょうか。「笑い」とは正反対に見える「泣き」もまた、ストレスの軽減やリラックスに効果的といわれています。ただし、笑いと違って感情を抑えた泣き方やウソ泣きでは効果がないどころか、ストレスを増やすことになるので、“正しく”泣くことが大切です。

正しい泣き方かどうかを見極めるポイントは、泣いたときの涙です。涙には、単純に目を守る涙、痛みなどの刺激に反射して出る涙、感情の高ぶりによって出る涙があります。この3番目の「情動の涙」こそ、ストレスホルモンともいわれるコルチゾールなどを体外に排出する役割があり、幸せホルモンのセロトニンを増やしてストレス解消、リラックスをもたらすポジティブな涙なのです!

うれし涙、悲し涙、怒り涙、なんでもかまいません。感情がこみあげてきたら、それを抑えることなく、周囲の目も気にせず、心に従って声を上げて泣きましょう。号泣後、疲労感から眠りに落ちて、朝までぐっすり眠ったという方も少なくありません。号泣までいかなくても、泣きたいときは自分の気持ちに蓋をせずに涙を流してみること。感動できる映画やドラマ、本などを活用してみるのもアリですね。最近は動画サイトでいろんな種類の感動動画を気軽に見られたりもします。ハンカチ片手に涙を流して、心身ともにリフレッシュしましょう!